Full transcript
0:00あなた は 過去 に つい て [音楽] 人 に 話す 時
0:02、 そこ に 隠し事 や 作り を 滑り込ま せ た こと
0:06は あり ます か ? 反対 に 人 の 過去 [音楽] に
0:09つい て 話 を 聞く 時 100% 信じ て それ を
0:13聞い て いる でしょう か ? この すれ [音楽]
0:15の 一致 は どう やら ある 事件 に 巻き込ま れ た
0:18こと を きっかけ に 何 を 信じ て 良い の か
0:21分から なく なっ て しまっ た よう です 。 重要
0:24使命手配 反がどう 見 て も 夫 に 似 て いる 。
0:27事実確認に行くと警官がみるみるざめていき、
0:31こんばんは。私には自分の中でずっと抱えていた大きな秘密があるんだけど、最近やっと自分の中で整理がついて誰かに聞いて欲しいと思えるようになったんだ。人には話しづらいからここで話してもいいかな。
0:48秘密を話すのって勇気がいるよね。
0:51もちろんネットってそういう時のためにあるんだよ。
0:55是非話を聞かせて。
0:57ありがとう。じゃあ私の人生に起こったある事件について順を追って話していくね。まず最初に質問があるんだけど、みんな指名手配のポスターってちゃんと見てる?
1:11あの警察署の入り口とかによく貼ってあるやつ。
1:14ちゃんとっていうか通りすぎる時になんとなく目に入るくらい。
1:19私も足を止めてまでは読まないかな。
1:22そうだよね。よかった。
1:24私 だけ じゃ なかっ た ん だ 。 私 も そう だっ た
1:27の 。 ああ いう ポス ターっ て 風景 の 一部 と か
1:30し て い て 近く を 通る 時 に ふと 顔 写真 が 目 に
1:34入る くらい その 写真 の 顔 に 眼鏡 と か 眉毛 と
1:38か 特徴 的 な 部位 が あれ ば 印象 に 残る けど
1:42それ だけ 何 を し た 人 な の か と か なん で 使命
1:45手配 さ れ て いる の か と か まで は 興味 を 持て
1:48ない し 犯人 の 身長 と か どこ で 姿 を 消し た と
1:52か の 細かい 情報 も 書い て ある に は 書い て
1:55ある けど 特に 読ま ない そんな 感じ だっ た の
1:58。 で も ね 、 今 から 話す の は そんな 1 枚 の
2:02ポスター が 私 の 人生 を 変え て しまっ た 話 。
2:06みんな が 私 と 同じ 思い を し ない で 住む ため
2:09に も 、 こう いう こと が あ るって 知っ て
2:11もらう ため に も よかっ たら 聞い て いっ て 。
2:15私 は 一致 41 歳 。 印刷会社 に 務める 普通 の
2:20会社 員 だ よ 。 25 の 時 に 結婚 を し て 14 歳
2:24に なる 子供 が いる 。 結婚 相手 は Y さん と
2:27いう 3 歳 年上 の 男性 。 彼 は 私 の 務める
2:31印刷会社 に 車内 清掃 で 入っ て た 人 だ よ 。 で
2:35あっ た の は 私 が 23 歳 の 時 。 当時 まだ 若手
2:40で 残業 が 多かっ た 私 は よく 1人 で 深夜 の
2:43フロア に 残っ て た の 。 Y さん は 夜 の 清掃 で
2:47度々 そこ に 来 て い た 。 いつ も 無言 で まぶか
2:50に 帽子 を かぶり 淡々 と 作業 を し て いく 。
2:54そんな ちょっと ミステリアス な Y さん に 私
2:57は 興味 を 惹か れ て い た ん だ 。 どんな 声 な ん
3:00だろう ? どんな 人 な ん だろう ? と 思い
3:03ながら 彼 が ゴミ箱 の 中身 を 回収 し たり 棚 を
3:07吹い て 回る の を こっそり 眺め て い た 。 だ
3:09から ある 日 いつ も 通り 残業 の ため に 1人 で
3:13フロア に い た 時 の こと さん が 来 た
3:16タイミング で 私 は 勇気 を 出し て お 疲れ 様
3:20です 。 お 互い 頑張り ましょう ね 。
3:23って声をかけてみたいさんは一瞬びっくりしたように体を救めた後
3:29お疲れ様ですって頭を下げてくれてね。顔はこっちを向いてなかったけど帽子の下で口元がほんでいるのが分かった。とりあえず迷惑ではないみたい。そう感じて嬉しかったよ。
3:45そこ から だんだん と 挨拶 を かわす 中 に なっ
3:47て 、 そんな 関係 が 半年 くらい 続い た ん だ
3:51けど 、 私 は 日 を 追う ごと に Y さん の こと を
3:54もっと 知り たく なっ て い た 。 それ で ある 時
3:57失う もの も ない し 、 どう に で も なれ 。 そう
4:01思っ て お疲れ 様 です 。 私 は もう仕事 が
4:05終わる ん です が 、 Y さん は まだ お掃除 か ?
4:09この フロア の ゴミ箱 の ゴミ を 回収 し たら
4:11終わり です 。 じゃあ よかっ たら 一緒 に
4:15晩御飯 で も いかが です か ? そう し て 私 から
4:18誘っ た の が 仲良く なっ た きっかけ 。 その 日
4:21は 会社 の 入り口 で 待ち合わせ を し て その
4:25まま 2人 で 居酒屋 さん に 行っ た 。 私服 姿 で
4:28帽子 を 脱い だ さん の 顔 を 初めて 見 た けど
4:32切れ長 の 目 と 男性 らしい 顎 が 素敵 で かっこ
4:35いい と 思っ た よ 。 に 大きめ の 技 が あっ て 、
4:38それ が 怪我 な の か 生まれつき の もの な の か
4:41気 に なっ た けど 、 いきなり そこ に 触れる の
4:44も 失礼 か な と 思っ て 、 特に 何 も 聞か なかっ
4:47た 。 2 人 で 仕事 の 話 なんか を し ながら
4:50楽しく 過ごし て 連絡 先 を 交換 し て これ から
4:54仲良く なれ たら いい な と 思っ て い た や 。 私
4:58さん に プロポーズ さ れ た の 。 ずっと 素敵 な
5:01人 だ な と 思っ て い まし た 。
5:03よかったら僕の家族になってくれませんか?
5:07って突然のことですごくびっくりしたけど、私も
5:11Y
5:11さんの仕事への真面目な姿勢を魅力的だと思っていたし、何より内光的で他人とあまり関わらなさそうに見える彼が私に心を開いてくれたんだと思ったら嬉しかった。
5:25だ から 前向き に 考え たい の で 、 まず は お
5:28付き合い から 始め て お 互い の こと を 徐々 に
5:31知っ て いけ たら 手 を 返事 し た の 。 私 が 最終
5:35的 に Y さん と の 結婚 を 決め た の は 付き合い
5:39始め て 1 年 くらい が 経っ た 時 。 その 日 は Y
5:42さん の 誕生日 で 私 は Y さん に 誕生日 ケーキ
5:46と プレゼント を 用意 し て お 祝い し た 。 Y
5:49さん 誕生日 お めでとう 。 そしたら Y
5:52さん泣いて喜んでこう言ったの。
5:55誰かに誕生日をお祝いしてもらったのなんて初めてだよ。
6:00私はびっくりして聞いた。そうなの?子供の頃のお誕生日はどうしてたの?そしたら
6:08Y
6:08さんは自分の追い立ちについて教えてくれた。まだ赤ちゃんだった頃にご両親が交通事故で亡くなったこと。
6:16そこ から 高校 を 卒業 し て 就職 する まで の 間
6:20ずっと 親戚 の 間 を と し ながら 暮らし て き た
6:24こと 。 行く 先々 で 厄介 が れ 、 誕生日 を お
6:28祝い し て もらっ た こと なんて なかっ た こと
6:30。 就職 し て から は 右 も 左 も 分から ない 土地
6:34で 自分 1 人 で 身 を 立て ながら 生き て き た
6:37こと 。 生活 する の に 必死 で 恋人 なんて 作る
6:41余裕 が なく 私 が 初めて の 交際 相手 で ある
6:45こと 。
6:45ごめんね。普通の家庭で育った全刀な人間じゃなくて。
6:50ううん。育った環境はワさんのせいではないし。何より私の知っているワさんはまっすぐ育った実直で素敵な男性だよ。
7:01ありがとう。一ちさんに出会えてよかった。
7:05お越しながら繰り返しお礼を言うさんを見て私はこの人に幸せな家庭を作ってあげたい。そう思うようになった。
7:14それ から 1 年 後 、 私たち は 結婚 。 2 年 後 に
7:18は 娘 の 愛花 が 生まれ た 。 私 は 3 級 と 育児
7:22休暇 を 取り ながら 仕事 は 続け て 、 Y さん は
7:25清掃 員 の 他 に 解量 の お 仕事 も 初めて 私たち
7:29の ため に 頑張っ て くれ た よ 。 毎日 一緒 に
7:33晩御飯 を 食べ たり 、 週末 は 家 で ドラマ の
7:36録画 を 見 たり し ながら 私たち は 普通 の 家族
7:39と し て 幸せ に 暮らし て い た 。 で も ね 、 一緒
7:43に 暮らす 中 で 不思議 に 思う こと が いく つ か
7:47あっ た の 。 1 つ 目 は ね 、 Y さん 病院 に 行か
7:50ない の よ 。 風 を 引い て も 病院 に 行か ない 。
7:54それ は で も 薬 や 駐車 が 苦手 な 人 も いる し 、
7:58まあ もう 大人 だ し 本人 に 任せよう と 思っ て
8:01あまり 気 に し て い なかっ た 。 決定 的 に 何か
8:04が 変 だ と 思っ た の は Y さん が 怪我 を し た 時
8:08仕事 中 ゴミ の 中 に ガラス の 破片 が 混じっ て
8:11い た らしく て 手 を ざっくり 切っ て しまっ た
8:14の 。 タオル で 手 を ぐるぐる 巻き に し て 帰 て
8:18その タオル が 真っ赤 に 染まっ て た 。
8:21大怪我じゃない 。 病院 に 行こう よ 。 いや
8:24大丈夫 だ よ 。 これ くらい
8:26だめ だ よ 。 私 が 車 で 病院 まで 送 。
8:31本当にいいから。
8:33でも
8:33いいから放っておいてくれ。
8:36初めて聞くわさんの大声だった。それ以来私から無理に病院を進めることはしなくなったよ。複雑ない立ちだからもしかしたら保険とかそういうのが十分に整ってないのかもしれないし、あまり口を出したら心の傷口を広げてしまうことになりかねないからね。普段はそんな風に声を荒らげることはないし。
9:00いい パパ で いい 夫 だ し 、 その 時 の こと は
9:03なるべく 気 に し ない よう に し た 。 もう 1 つ
9:06変わっ てる な と 思っ た の は 人付き合い が
9:09全く ない こと 。 友達 が 少ない と か の レベル
9:13で は なく て 全く い ない の 。 同僚 の 話 も 聞い
9:17た こと が ない 。 行け ば 家 の 中 で も ずっと
9:20他人 に 気 を 使い ながら 生き て き た から 、
9:23その 反動 で 人 と 関わる こと が 苦手 に なっ て
9:26しまっ た らしく て 、 休憩 時間 なんか も 皆
9:29離れ て 1人 で お 弁当 を 食べ て いる ん だっ て
9:32。 武器用 で 人見知り だ から 彼 が 誰 か と 遊び
9:37に 行く と か 飲み に 行く と か の 話 を 聞い た
9:40こと が ない 。 ある 時 いくら なん で も 孤立 し
9:43すぎ じゃ ない かって 心配 に なっ て 職場 の 皆
9:47さん に お 配り し て て お 菓子 の 箱 を 渡し た
9:50こと が あっ た の ね 。 ある 程度 の 愚痴 や 相談
9:53は 私 で も 聞ける けど ほら 私 に は 話し づらい
9:57こと も きっと ある でしょ 。 今日 私 が リアル
10:00な 知人 に は 話し づらく て 、 この すれ で 話し
10:03て いる みたい に Y さん も 父親 と し て 男性 と
10:07し て 何か 相談 し たい こと が 出 て き た 時 に
10:10職場 に も 話せる 人 が い た 方 が いい だろう
10:13から その きっかけ に なれ ば と 思っ た ん だ 。
10:16その 日 彼 は 帰 て から
10:19美味しいクッキー を みんな で 休憩時間 に
10:22食べ た 。 喜ん で た よ 。 そう よかっ た 。 うん
10:27。
10:27甘いものって疲れた体に効くからね。助かった。
10:31って言ってくれたけど、私はそれが嘘だって気づいてしまった。だってあれはクッキーじゃなかったから甘いのが苦手な方もいるだろうからって。私は古放送のお汚せを渡していたの。可愛いらしいパッケージだったから間違えたんだろうね。食べないで捨てたんだろうなって思った。
10:54この時もちょっとどう超えた人見知りだなって感じたよ。そして最後にね、
11:00Y
11:00さんは写真が嫌いなの。撮ろうとするとすごく嫌がって顔を背けてしまう。
11:06写真映りが悪いから。
11:08って言ってたけど、普段はみりや見え方をそんなに気にするタイプでもないのに不思議だった。だから家族での記念写真なんかでも
11:18Y
11:18さんの顔がきちんと映っているものは少ないんだ。
11:22それ で も 彼 なり に 家族 を 大事 に し て くれ て
11:25いる の は 分かっ て い た し 、 無理 に 外 の 世界
11:28と つげよう と し ない で 、 彼 の 苦手 な こと は
11:32苦手 な こと と し て 受け入れ て 、 家族 3 人 で
11:35の この さやか な 幸せ が ずっと 続け ば いい と
11:38私 は そう 思っ て い た 。 事態 が 急 に 動い た の
11:42は 娘 の 愛花 が 3 歳 に なっ た 頃 の ある 土曜日
11:45の こと 。 その 日 仕事 が 休み だっ た 私 は 相花
11:50と 一緒 に 町 に 散歩 に 出かけ た の 。 外 に 出 て
11:53から 桜 の 木 だっ た から 桜並木 が ある 公園 の
11:58方 を 見 て みよう と 思いつい た 。 今日 は いつ
12:01も と 違う コース に 行っ て みよう か 。
12:03よちよち 歩き の 相花 を 連れ て 普段 通ら ない
12:06道 に 入っ て 少し し た 時 あパ
12:10相花 が 急 に 明るい 声 を 出し た 。 パパ は 今日
12:15お 仕事 だ よ 。 そう 言い ながら 相花 の 指刺す
12:18先 を 見 て 私 は 息 を 詰まら せ た 。 そこ に あっ
12:22た の は 確か に Y さん の 顔 だっ た 神 に 印刷 さ
12:26れ て いる 真顔 の Y さん の 顔 。 その 写真 の 横
12:31に は 太く しっかり と し た 文字 で 警察 聴 指定
12:35重要 指名 手配 反 と 書か れ て い た 。 え 、 顔 を
12:40あげる と そこ は 警察 署 の 前 の 掲示 板 に 指命
12:44手配 の ポスター が たくさん 貼っ て あっ て 、
12:47その 中 の 1 枚 に Y さん の 顔 写真 が 乗っ て い
12:51た 。 普段 警察 署 の お 世話 に なる こと なんて
12:54ない から 、 こんな ところ に そんな 建物 が
12:57ある なんて 私 知ら なく て 。 いや 、 そんな
13:00こと より 何より 。 なん で ここ に Y さん の 顔
13:03が 。 そして その ポスター に は こう も 書か れ
13:06て い た 。 平成 X 年 に 発生 し た 殺人 事件 の
13:10容疑 者 です 。 情報 を 集め て い ます 。 写真 の
13:14顔 は 今 の Y さん より 若い し 、 その 横 に 書か
13:18れ て いる 名前 は 全く の 別人 の もの で も
13:22あまり に も 似 て いる 切れ長 の 目 、 太い 顎
13:26そして 何より 特徴 的 な 法 の 技 。 呆然 と する
13:30私 の 横 で は 相花 が パパ バパ と はしいゃい で
13:35い た 。 私 は お 散歩 を 中止 し て 混乱 し ながら
13:39も どう に か 相花 の 手 を 引い て 家 まで 帰っ た
13:42よ 。 リビング で 相花 を 遊ば せ ながら 部屋 の
13:46片隅 に 置い て ある パソコン を 使っ て 私 は
13:49その 事件 の 荒らまし を 調べ て みる こと に し
13:52た 。 インターネット の 記事 に よる と 事件 が
13:55起き た の は 9 年 前 。 起き た 場所 は 私たち が
13:59住ん で いる 町 から は ずっと 離れ て いる 。
14:01容疑 者 の 男性 は 深夜 交際 相手 で あっ た 女性
14:05の 家 に 忍び込み 振ら れ た 腹 に 女性 を 殺害 。
14:09防犯 カメラ の 映像 から この 男 が 犯人 で ある
14:13こと は ほぼ 確実 だ が その 後 の 足取り が 不明
14:16の まま 。 今日 この 瞬間 まで どこ か に 身 を
14:20潜め の 網 から 逃げ 続け て いる の だ と いう 。
14:25で も Y さん は 女性 と 付き合う の も 私 が 初め
14:28てっ て 言っ て た し 。 他人 の 空 に だ よ 。
14:32そんな わ さん を 信じ たい 気持ち も 間違い
14:35なく ある 一方 で 私 の 中 で は ある 疑念 が
14:38浮かん で も い た 。 全部 嘘 の 可能 性 は ? おい
14:43たち も 名前 も 全て 嘘 の 可能 性 は ない だろう
14:47か ? だっ て Y さん の 話 で しか 聞い た こと が
14:51ない 情報 で 何か 証拠 が ある わけ で は ない 。
14:54そう 思い 始める と これ まで の 生活 の 不可快
14:58な 部分 に つい て も 合点 が いく 。 例えば 病院
15:01。 病院 に 行か ない の は 身元 が バレる こと を
15:04恐れ て の こと で は ない の か 。 それ と
15:07人付き合い の 少な さ 。 これ も 人間 不審 の 性
15:11なんか で は なく て 少し で も 通報 の リスク を
15:14減らす ため で は ない の か 。 写真 が 嫌い な の
15:17も 自分 の 存在 を 物 証拠 と し て 残さ ない ため
15:21聞い た こと が ある 。 使命 手配 犯 と いう の は
15:25身 を 隠し ながら 生きる の で は なく あえて
15:27普通 の 生活 を し て いる 場合 も ある と 気 を
15:31隠す なら 森 の 中 こそこそ し ない で 普通 に
15:34働き 家庭 を 持ち そこ を 隠れ に 警察 の 目 を 欺
15:38て いる 場合 が ある 。
15:40もしかして私と結婚したのもそのためだからあんな唐突にプロポーズを考え始めると何から何まで怪しく思えてくると走行しているうちに
15:53ただいま
15:53わさんが帰ってきた。お帰りなさい。私はバタバタとパソコンを消して
16:00Y さんを出迎える。
16:01今日は解体作業の途中に雨が降ってきて大変だったよ。
16:06そう 言っ て はかむ いつ も の 笑顔 が なん だ か
16:09少し 怖い 。 私 の 心 の 持ち用 な ん だろう けど
16:13とにかく 私 の 心 の 中 は さっき の 指命 手配 書
16:17の こと で いっぱい で 何 を 信じ て いい の か
16:20分から なく なっ て い た 。
16:22目の前にいるのが大変な教遇で育った愛する夫なのか私を欺ている殺人班なのか。その時の私はとにかく信じたい気持ちと疑いの心その両方の間で揺れていた。
16:37それは怖くて当然だよ。
16:39私が一致でもそうなると思う。
16:42一緒に暮らした幸せな日々は本物なんだもん。迷って当然だよ。
16:47ごめんね。
16:48今日ご飯まだ作ってないのよかったら外食に行かない?
16:53外食か。今日は疲れているから家で食べたいな。一致が大変なら出前でも取らない。
17:01これもつものことだ。
17:03Y さんは外食を嫌がる。
17:05今までは安心できる環境で食べたいのかなと思って特に気に止めていなかったがそれさえ誰かに見つかるのを恐れてのことなんじゃないかと疑いたくなってしまう。
17:18いっつさん、どうしたの?顔色が悪いよ。
17:22うん。なんでもない。ごめん。ちょっと疲れが溜まってるみたい。今日は早めに寝るね。
17:29そうか。じゃあ今日は体に優しいものを食べよう。
17:33私たち は 近所 の うどん 屋 さん から 出前 を
17:36取っ て 3 人 で 食べ た 。 相花 は ズルズル
17:40ボイジ ね と 喜ん で い た けど 私 と ワ さん は
17:44無言 だっ た 。 本当 は お腹 なんて 空い て
17:47なかっ た けど 早く 食べ て 寝室 に 行こう と
17:51どう に か を 口 に 運ぶ 。 そう し て やっと 食べ
17:55終わる 頃 とっく に 汁 で 飲み干 し て いる Y
17:58さん が ポツり と言っ た 。 気づいた。
18:02一瞬時が止まった。聞き間違いかと思ってどんぶりから顔をあげる。
18:08Y
18:08さんはまっすぐこっちを見ていた。聞き間違いじゃない。今確かに。
18:15ご馳そ様。
18:16Y
18:16さんが席を立つ。私は体が固まったかのように最後の一口を食べられないでた。マもごきそま。相花が無邪気に顔を覗き込んできた。
18:28その 顔 を 見 て 私 は 思っ た 。 警察 に 行こう 。
18:32勘違い か も しれ ない 。 私 の 考え すぎ か も
18:36しれ ない 。 で も Y さん は 殺人 犯 か も しれ
18:39ない の だ 。 漫画 一層 で あっ た と し て 私 1人
18:43なら それ で も いい よ 。 気づか ない ふり を し
18:46て 暮らし て も いい 。 [音楽] で も 今 の 私 に
18:49は 守ら なけれ ば いけ ない 存在 が いる 。 娘 が
18:52いる 。 この 子 の ため に 警察 に 行こう 。
18:56やっぱりちょっと体調が悪いみたい。外の風に当たってくるね。私は愛花を連れて出かける準備をした。
19:05行ってらっしゃい。気をつけて。
19:07そんな Y
19:08さんの声を背中に受けながらなるべく平成を予想って玄関を出る。家から少し離れたところで追いや歩きになり、そのまま相花を抱っこして走り始めていた。時々振り返って後ろを確認する。
19:24私はもうすっかり
19:26Y
19:26さんが怖くなってしまっていた。警察署が随分遠く感じる。ようやくの思いで到着すると息を切らせながら入ってきた私に受付対応の方が驚いた様子で声をかけてきた。
19:40どうされましたか?ですか?
19:43いえ、あのお表の指命手配反のポスターが私のお夫に似ていてそう口に出した瞬間私の目から涙が溢れた。その時は心のどこかで誰かに違うと言って欲しいと思っているのだと分かった。勘違いだと言ってほしい。私の夫は殺人なんかではないと言ってほしい。
20:08でもそこからの展開は私が思っていたのとは違うものだったの。
20:14一ち娘さんのために勇気を出したんだね。
20:17母は強い。
20:18一ちいっか。これからどうなるんだろう。続きを聞かせて。
20:23うん。ありがとう。思い出してるだけでドキドキしてきちゃうけどここからはなるべく怒ったことを具体的に話すね。
20:32警察 署 の 受付 で 事情 を 話し た 後 、 まず 私 は
20:36別 に 通さ れ た 。 そこ に は 2人 の 男性 が 待っ
20:40て い た 刑事 ドラマ に 出 て き そう な スーツ の
20:43ごまし を 頭 の 男性 と 若く て 筋肉質 の きっと
20:48し た 熱血 感 の 男性 。
20:51この度は指名手配のポスターをご覧になってこられたと旦那さんに似ているとのことですが、お写真などありましたらお見せいただけますか?
21:03若い男性が言う。私は頷いてさっき撮ったばかりの隠し取りの画像を見せた。写真嫌いの
21:10Y
21:10さんは顔が映っている写真が少ないって話をしたでしょう。
21:15だから家を出る直前部屋で出かける準備をしている時私はリビングの窓際にスマホを立かけっぱなしにして動画を回していたの。そこに映っていた
21:27Y
21:27さんの顔を切り抜いて画像にして見せた警察の人は
21:32ちょっとすみません。スマホをおびしますね。
21:36そう言って画像をぐっとズームした後、
21:38この男は
21:39みるみるざめて 2
21:41人でこそこそと何か相談し始めた。
21:441
21:44人が部屋から出ていったかと思うと、残ったごまを頭の中年の刑事さんが言った。
21:51一ちさん落ち着いて聞いてください。我々から見てもご主人はこの使命手配犯にとても似ているし、身体的な特徴も一致している。もしよければこのまま調査に入らせていただきたいと思っています。
21:57[音楽]
22:07本日ご自宅に帰れない可能性がありますが、誰か頼れる方はお近くにいらっしゃいますか?あ、えっと、はい。姉が隣の市に住んでいるので何かあれば頼れるとは。
22:20そうですか。そしてこの男、旦那さんは今日もご自宅にいらっしゃいますか?
22:27はい。
22:28あなたがここにいらしていることに気づいている可能性はありますか?
22:29[音楽]
22:32いえ、あ、でも
22:34何でしょう?
22:35出てくる時気づいたって聞かれました。
22:40気づいたと。それだけですか?
22:43それだけです。
22:45分かりました。あなたが警察に来ていることに彼が肝づいている場合逃亡可能性があるのでご自宅に今から殺球に伺います。
22:56一ちさんと娘さんの安全は守りますので是非操作にご協力をお願いいたします。
23:02あまりのスピードで物事が進んでいくことに対して私は戸惑いを覚えていた。今すぐ家にですか?ふと横を見ると愛花はご飯を食べた後で眠くなったのか椅子に座ったまま打とうとしている。そうだ。私がしっかりしないと。
23:20そう 思い直し て 私 は 警察 官 の 方 の 捜査 に
23:24協力 し 聞か れる こと 全て に 答え た よ 。 安全
23:28の ため に と いう こと で 私たち は その まま
23:31警察 署 に 残り 警察 の 人 たち は Y さん の 身元
23:35を 確保 する ため に 家 に 向かう こと に なっ た
23:38。
23:39だからね、ここから先は私は目撃していなくて、全部警察の人や弁護士さんから教えてもらった話になるんだけどよかったら聞いて欲しい。
23:51もちろん聞くよ。大変だったんだね。一ち
23:54ゆっくりでいいから聞かせて。
23:56うん。 まず ね 、 警察 の 人 たち が 家 に 行っ
23:59たら 、 Y さん 逃げ ず に 家 に い たって 、 それ
24:03で ね 、 警察 の 人 たち が 来 て も 念 し た か の
24:07よう に 静か に 対応 し て い た そう な の 。 指命
24:11手配 反 に 似 て いる と 通報 が 来 て い ます と
24:14言う と 、 そう です か と 言っ て その 後 の 操作
24:17に も 大なしく 協力 し て くれ た 。 それ で
24:21分かっ た こと は ね 、 Y さん は あの 事件 の
24:25殺人 事件 の 犯人 で は なかっ た 。 Y さん の 顔
24:29は 確か に あの 使命 手配 犯 と 同じ だっ た ん だ
24:32けど で も [音楽] それ は あえて そう し た
24:36から Y さん は あの 事件 の 犯人 と [音楽]
24:39つまり 重要 使命手配 反の顔 と 同じ 顔 に なる
24:43よう に 整形 し て い た の 。
24:45え、どういうこと?指命手配犯が逃亡のために顔を整形したではなくて指命手配犯と同じ顔になるために整形したの?
24:56理解できない。そんなのデメリットしかないんじゃ。
24:56[音楽]
25:00うん。私も最初に聞いた時は意味が分からなかった。でもね、その後の取り調べで分かったのは
25:03[音楽]
25:08Y さんはずっと昔に顔を売っていたの。
25:12[音楽] 彼 は 自分 の 過去 に つい て 嘘 を つい
25:15て い なかっ た 。 彼 は 本当 に 幼い 頃 に ご 両親
25:19を なくし て 親戚 の ところ を し ながら 暮らし
25:23て い た の ね 。 [音楽] 義務 教育 の 期間 中 は
25:26親戚 たち も なすり付け合う よう に で は あっ
25:29た けど [音楽]
25:30どう に か ギリギリ Y さん の 面倒 を 見 て くれ
25:32て は い た ところ が 高校 を 卒業 し た 後 は 1人
25:36で いきなり 知ら ない 町 に ほっぽり出さ れ た
25:39。 保険 など 普通 で あっ [音楽] たら 親 が
25:42管理 し て くれ て いる よう な もの は 一識
25:44あっち に 行っ たり こっち に 行っ [音楽]
25:46たり する 中 で どこ に 行っ た か 分から なく
25:49なっ て しまっ て ね 。 お 金 を 稼ぐ 方法 も 知識
25:52も なかっ た わ さん は 夜 居 場所 を 求め て 出歩
25:56うち に 声 を かけ られ て 良く ない ところ に
25:59出入り する よう に なっ た そう な の 。
26:01いわゆる 詐欺 の 片棒 を 担ぐ よう な ところ 。
26:05大元 の 組織 で は なく て ま端 の [音楽] 実動
26:08部隊 って いう の か な 。 詐欺 の 電話 を かけ
26:11たり そう いう こと を する 部門 。 それ が 良く
26:14ない こと だ と 分かっ て は い た けど 住む
26:17ところ も 食べる もの も ない わ さん は 生活 の
26:21ため に そこ で 詐欺 行為 の 手伝い を し て い た
26:24。 それ で も 日々 の 暮らし は カツカツ で 自分
26:27は この まま 社会 の 薄暗らい ところ で
26:30ひぐらし を し て 生き て いく しか ない ん だ と
26:32思っ て い た ある 日 持ちかけ られ た そう な の
26:35。 それ こそ 詐欺 グループ [音楽] を 統括 し
26:38て い た よう な 人 から 整形 手術 を し て くれ
26:42ない か と 何 で も その 人 の 息子 さん が 霊 の
26:46事件 の 犯人 で ね 恋人 を 殺害 し て 警察 に 追わ
26:50れ て いる 。 そして その 恋人 と いう の が 実 は
26:54有名 な 組織 の ボス の ご 霊嬢 で 息子 さん は
26:57警察 だけ で なく その 組織 から 命 を 狙わ れ て
27:01も いる 。 だ から 身代わり に なっ て くれ ない
27:04か と さん に 白 の矢 が 立っ た の は 背丈た も
27:08年齢 も その 息子 さん と 近かっ た から お 願い
27:12さ れ た の は それ だけ 。 顔 を 変える だけ で
27:15いい 。 お前 は 組織 に 命 を 狙わ れる か も しれ
27:18ない 。 警察 に も 追わ れる か も しれ ない 。 で
27:21も 指紋 や DNA の 鑑定 を し たら 別人 で ある
27:25こと は 分かる から 実際 に 殺さ れる こと や
27:28捕まる こと は ない 。 ただ お 鳥 と し て
27:31スケープ ゴート と し て 息子 の 顔 で 生き て
27:34いっ て くれ ない か [音楽] そして 代わり に
27:37息子 に お前 の 顔 を くれ ない か そう すれ ば
27:40人生 を 再 指導 できる だけ の 金 を やる 。 保険
27:44書 や パスポート 未分 就職 の 口 も なん と か し
27:48て やる 。 だ から 俺 の 息子 と 顔 だけ 交換 さ せ
27:52て くれ ない か ? って とんでも ない 提案 だっ
27:56て 思う でしょ 。 で も ずっと 生つ配っ て 生き
28:00て き た Y さん [音楽] は 人生 を 変える こと
28:02を 夢 見 て い た Y さん は 犯罪 で は ない こと で
28:05食べ て いき たかっ た わ さん は その 無茶 な
28:08要望 を 飲ん だ 顔 を 殺人 班 に 変え て その 顔 で
28:12新た な 身分 証明 書 を 作っ て [音楽] 用意 し
28:15て もらっ た 就職 先 清掃会社 に 入っ て 顔 を
28:20隠し ながら 生き て き た 。 私 この 話 を 聞い た
28:24時 に 何 を 思っ た と 思う ? 真っ先 に ごめん
28:28なさ いっ て 思っ た 。 [音楽] Y さん が し た
28:30こと は もちろん 正しい こと で は ない 。 元々
28:34詐欺 行為 に 携わっ て しまっ て い た し 、 現在
28:37進行 系 で 犯罪 に 加担 し て しまっ て いる 。 だ
28:40から バさ れる の は 当然 の こと だ よ 。 で も ね
28:44、 思う ん だ 。 Y さん は お 金持ち に なり
28:48たかっ た わけ で も 人 より いい 暮らし を し
28:50たかっ た わけ で も ない 。 ただ 本当 に 普通 に
28:54恋愛 を し て 普通 に 暮らし たかっ た ん だっ て
28:57。 平凡 な 家庭 は 彼 に とっ て 隠れ身 の なんか
29:00じゃ なく て 夢 だっ た ん だっ て 。 顔 を 売っ て
29:04で も 欲しい と 思う くらい だ から ね 。 疑っ て
29:07ごめん なさい 。 って 真っ先 に そう 思っ た の
29:10。 [音楽]
29:11結局 捜査 を 通し て 殺人 事件 の 疑い は 晴れ た
29:15もの の 、 彼 の し て き た こと や 判断 は 法律 で
29:18さか れ て 、 今 Y さん は 刑務 所 に 入っ て いる
29:22。 本人 も 自分 の し て しまっ た こと に は 反省
29:26し て 罪 を 償い たい と 言っ て いる と の こと
29:29だっ た 。 聞き取り 調査 も 引き続き 行わ れ て
29:32い て 、 その 内容 次第 で は 罪 は もっと 重く
29:35なる か も しれ ない し 、 もし そっち が どう に
29:38か なっ た と し て も 、 その 後 の 調査 に よっ て
29:41は 整形 の 依頼 主 から 恨み を 買う か も しれ
29:44ない 。 で も ね 、 私 は それ を 一緒 に 乗り越え
29:48て いき たい なっ て 思っ てる 。 そう 、
29:50[音楽] 実 は 離婚 し て ない の 。 そんな 話 を
29:54聞い た 後 で は ある けど 、 私 は やっぱり
29:57[音楽] あの 日 付き合っ て 初めて の 誕生日
30:00の 時 に 泣い て 喜ん で くれ た 顔 と か 愛花 の
30:03願顔 を 見る 嬉し そう な 顔 と か そう いう 自分
30:06が 見 て き た 彼 の 姿 を 信じる こと に し た 。
30:10相花 も お父さん の こと が 大好き だ し ね 。
30:13しっかり と 罪 を 償っ て もらっ た 後 は 新た に
30:16知っ [音楽] た 彼 の 過去 ごと 彼 を 支え て
30:19生き て いこう と 思っ てる 。 ただ 1 つ 怖い の
30:22は Y さん と 顔 を [音楽] 交換 し た Y さん の
30:26本当 の 顔 を 持っ た 殺人 班 が 今 も どこ か で
30:29生き て いる と いう こと 。 捕まる こと も なく
30:32どこ か で 脳々 と 幸せ な 家庭 を 築づい て
30:35[音楽] いる の か も しれ ない 。 あなた の 隣
30:38に いる 人 は 本当 に あなた の 知っ て いる 通り
30:41の 人物 ? 教え て もらっ た 過去 は 本物 ? それ
30:45と も あなた が その 人 を 信じる と 決め た なら
30:49それ さえ 関係 ない の か な 。 で も とにかく
30:53[音楽] 私 に 起こっ た 事件 の 真層 は それ が
30:56全て みんな も 信じる べき 人 を 間違え ない で
31:00自分 の 気持ち を 大切 に 生き て ね 。
31:03そして取る側にもされる側にもならないでさやかな幸せを大事に生きていって欲しい。それが四春期の娘を抱えるおばさんの全若者に対する願いかな。最後まで聞いてくれてありがとう。
31:04[音楽]
31:19こちらそ話を聞かせてくれてありがとう。
31:19[音楽]
31:22大人になってから出会った人って人間生を知るの難しいよね。
31:27一致と旦那さんと娘さんが幸せに暮らせますように。
31:32今回 の 動画 に つい て 皆 さん の ご 意見 など
31:35コメント 欄 で 是非 お 聞か せ ください ね 。
31:38動画 が 面白い な と 思っ た 方 は 高 評価 や
31:41チャンネル 登録 も お 願い いたし ます 。 それ
31:44で は ご 視聴 ありがとう ござい まし た 。