Full transcript
0:00し た 友人 と 食事 に 行っ た 一致 ところ が 一致
0:03の 料理 だけ いくら 待っ て も 運ば れ て こ ない
0:06。 待ち きれ なく なっ た 一致 は 店 の 人 に 聞い
0:10て みる こと に する が そこ で とんでも ない
0:12事実 を 知る こと に なる 。 5 年 ぶり に あっ た
0:15友人 と 食事 中 。 なぜ か 私 の 料理 だけ 来 ない
0:19。 最速 する ため 席 を 立つ と いきなり 店長 に
0:23別室 に 連れ て 行か れ 。
0:27みんなは注文した料理が来ない時どういう風に対応してる?
0:31そうだな。店の人にいるとか?
0:34私も言っちゃうかも。早く食べたいしね。
0:37やっぱりそうだよね。実は私料理が届かなかったことがとんでもないことにつがっていたことがあるんだ。
0:46なんか嫌な予感がするな。
0:48なんだろう。ドキドキする。
0:50少しずつ書いていくからよかったら見てって欲しいな。
0:54私 は 30 代 の どこ に で も いる 平凡 な 会社 員
0:57だっ た 。 この 年 まで 独身 で 恋人 も い ない 。
1:01昔 は 結婚 が 全てっ て 思っ た こと も あっ た
1:04けど 、 今 で は そんな 風 に は 思わ ない 。 で も
1:08ふと し た 瞬間 に 思う こと が ある ん だ よ ね 。
1:11あれ ? 私 って こんな に 1人 が 好き だっ たっ
1:14け ? って 。 もちろん 不満 が ある わけ じゃ
1:18ない 。 結婚 も し て ない し 、 彼氏 も い ない
1:21けど 、 小さな 部屋 に 気 に 入っ た 家具 を 揃え
1:24て 、 好き な 時 に 好き な もの を 食べ て 、 疲れ
1:27た 日 は ソファ で お 酒 飲み ながら 映画 を 見 て
1:29、 そんな 日々 が 心地よく て 仕方なかっ た 。
1:33ただ 周囲 の 友達 が どんどん 結婚 し て 出産 し
1:37て ママ と も 付き合い だ の なん だ のっ て
1:40気づけ ば 女子 会 も 連絡 も いつ の 間 に かたり
1:43と 途え て い た 。 その こと に 最近 ようやく
1:47気づい て さ 、 別 に 寂しく なんか ない 。
1:50寂しい からっ て 誰か に 会い たい わけ じゃ
1:53ない 。 1人 の 時間 好き だ し 。 そう 思おう と
1:56する たび に 心 の どこ か が ずきっ と い た ん だ
1:59。 家 に 帰っ て 温かい スープ を 飲み ながら
2:03ふと よぎっ た ん だ よ ね 。 私 この まま ずっと
2:071人 だっ たら どう しよう 。 誕生日 も
2:10クリスマス も 仕事 で ミス し て 落ち込ん だ 日
2:13も 誰 と も 会話 し ない まま 夜 が 終わる 。 家 に
2:16帰っ て ただいま って いう 相手 も い なく て お
2:19帰り って 返し て くれる 人 も い ない 。 何十 年
2:23後 か の 自分 が 小さな テレビ を ぼんやり 眺め
2:26ながら 今日 も 誰 と も 喋ら なかっ た な って
2:30笑っ てる 姿 を 想像 し て 思わ ず 震え た よ 。 誰
2:34に も 必要 と さ れ な いっ て こんな に も 胸 が
2:37締めつけ られる の かって 思っ た 。
2:39わかる。なんか無償に焦っちゃうよね。
2:42既婚者の俺からしたら羨ましい悩みだけどな。
2:46このままじゃやばいな。そんな時だったんだよ。英子からあのメッセージが届いたのはスマホに届いた一通のメッセージ。
2:56久しぶり。元気してる?よかったらご飯行こうよ。
3:00A
3:00子は大学時代ずっと一緒にいた子。お互いに就職してもよく遊んでた。
3:07で も A子 が 結婚 し て から 少し ずつ 距離 が
3:10でき て 気づけ ば 会う の は 5 年 ぶり か な 。
3:13メッセージ に は 絵 文字 も スタンプ も あっ て
3:16なん だ か あの 頃 と 変わら ない 雰囲気 だっ た
3:18。 ああ 、 懐かしい って 思っ た と 同時 に 胸 の
3:22奥 に 何か 小さな 引っかかり が 残っ た の 。
3:26なぜ 今 A 子 が で も その 時 の 私 は 多分
3:30一恋しかっ た ん だ と 思う 。 うん 。 久し ぶり
3:33に 会おう 。 そう 返事 を し た の が 全て の
3:36始まり だっ た 。 確か 最後 に あっ た の は 共通
3:40の 友達 の 結婚 式 。 お 互い の 近況 を ちょっと
3:43話し て 写真 を 撮っ て それっきり その まま
3:47自然 消滅 みたい に疎え に なっ た ん だ けど 別
3:51に 喧嘩 し た わけ で も ない し 変身 に 悩む 間 も
3:54なく すぐ 次 の メッセージ が 届い た 。 うち の
3:57最寄り 駅 に ある お 店 行っ て み たい ん だ 。
4:01今度そこで食事しない?
4:03聞いたことのあるレストランだった。駅から少し離れた静かなる一軒屋のレストラン。
4:10SNS
4:11でバズってたっけ?記念日に行きたいレストラン。お
4:141
4:14人様はご遠慮くださいなんてタグがついてたような。正直普段の自分だったら選ばない。
4:221人 じゃ 入り づらい し段 も ちょっと お 高め
4:26で も A子 が 行き た いっ て 言っ た その 一言 に
4:29私 は すぐ いい よ と 返事 を し た 。 レストラン
4:33なんて どう で も 良かっ た し ね 。 それ より も
4:36A 子 に 会える の が 嬉しかっ た ん だ 。 大人 に
4:39なっ て から の 久し ぶりって妙 に 胸 が 騒ぐ 。
4:43あの 頃 に 戻れる 気 が し て 。 じゃあ来週 の
4:46金曜 で 予約 し とく ね え 。 の 返事 は 早く て
4:50なん だ か 張り切っ てる 様子 だっ た 。 スマホ
4:53の カレンダー に 予定 を 入れ ながら 私 は 少し
4:56浮かれ て い た 。 仕事帰り に 寄れる よう
4:58にって 服 も 少し 迷っ たり し て たった 1人 と
5:02会う だけ の 予定 な の に こんな に そワそわ
5:05する なんて 私 どれ だけ 寂しかっ た ん だろう
5:09自分 で 笑っ て しまっ た 。 で も この 時 の 私 は
5:14あんな 事件 に 巻き込ま れる なんて 知る よし
5:16も なかっ た 。 何があったんだろう?
5:19もしかして宗教の勧誘とか久しぶりの再開なんてそれしかないだろ。
5:25ドキドキしてきた。
5:26そして当日指定された時間の
5:2910
5:29分前には私は店の前にいた白い兵に囲まれた個人とした一見やレストラン、入口の脇にはシャレた上、木の表には手書きの天名。ああ、確かに
5:44SNS 映えってやつだ。
5:46奥の窓は席で手を振る人影が見えた。
5:49A
5:49子だった。学生の頃とあんまり変わらない。明るくて華やかでちょっとだけ一目を引くタイプ。席についた瞬間笑顔でこう言ってきた。
6:01本当久しぶり。変わってないね。
6:03え子ここそ元気そうで何よりお互いに近況をポツポツ話しながら英子が注文した料理が運ばれてきた。私は最近仕事が忙しいってことや。
6:15趣味で始めたことなんかを話す。え、子は最初こそすごいね。って言ってくれてたけど、そこから徐々に話の重心が変わっていった。
6:26うちはさ、毎朝子供たちがマいて言ってくれるのやばくない?
6:32へえ。仲良しなんだね。
6:34そうそう。パパも育児協力的だし、家事もばっちり。昨日もご飯作ってくれてさ、私もう感動して泣いちゃった。
6:43うん。 いい旦那さんだね。
6:45上野子習い事もたくさんやってるんだよ。ママみたいになりたいって言ってくれてさ。そっか。小学生くらいで。それマジで?
6:56でもさ、子育てって本当大変。うちは教育方針だわってるから習い事とも
7:024 つ駆け持ちでさ。
7:04あ、そうなんだ。
7:06そっちは子供いないの?
7:08来た。この質問苦手なんだ。
7:11予想してたし覚悟してた。でもやっぱり痛い。うん。まだっていうか結婚もしてないよ。
7:20え、そうなの?
7:22え、子が目を見開いて思いっきり驚いたリアクションを取った。
7:26え?あんなにモテのに信じらんない。
7:30いや、そんなことないって。
7:32じゃあさ、 1
7:33人暮らし毎日ちゃんと食べてる?
7:36うん。これあれだ。完全にマウントだ。
7:40A 子 、 昔 から ちょっと 優位 に 立つ と 調子 に
7:43乗る とこ あっ た けど 、 ここ まで と は 思わ
7:46なかっ た な 。 会話 はん でる よう に 見え て 、
7:49なん か 一方 的 に 見下さ れ てる よう な 。 A 子
7:52は 楽し そう に 話し 続ける けど 、 私 は もう
7:56愛槌 を 打つ だけ に なっ て た 。 あれ ? 私 って
7:59なん で ここ に いる ん だっ け ? 懐かし さ 。
8:02友情でもこれ再開して喜ぶような関係だったっけ?え、この料理が運ばれてきた頃にはバレないようにため息をついていたんだ。
8:13聞いてるだけでしんどくなってきた。
8:15俺だったらすぐ切り上げて帰るけどな。
8:18久しぶりの再開でこれはきついって。
8:21わあ、美味しそう。え、この前にメインの肉料理が運ばれてきた。ソースの香りがふわりと漂って思わず私も喉が鳴りそうになる。
8:32私 の 文 は まだ 来 ない 。 店員 さん が 2人 の 席
8:36を 確認 し て 英子 に 料理 を 置い た 後 、 一瞬
8:39だけ こちら に 視線 を 向け た 気 が し た けど 、
8:42何 も 言わ ず に その まま 去っ た 。 ま 、 よく
8:46ある こと だ よ ね 。 後 から すぐる だろう し 。
8:49どう し た の と 聞く英子 に私 は 笑え た 。 うん
8:53。 私 の は まだ みたい だ から 先 に 食べ て いい
8:57よ 。 冷めちゃう し 。 本当 に じゃあ 遠慮 なく
9:01。 A
9:01子はフォークとナイフを気に動かし幸せそうに放張り始めた。
9:065
9:06分経過。まだ来ない。あれ?まだ来ないの?ちょっと遅いね。
9:12そう言いながら A 子はさらに一口
9:1510
9:16分経過。周囲のテーブルを見ると後から来たはずの客たちにも料理が運ばれてる。
9:22なんだろう?忘れられてるのかな?それともオーダーミス?私はタイミングを見て店員さんを呼んだ。あの、すみません。私の料理がまだ運ばれてこないんですけど。
9:36少々お待ちください。
9:38厨房に消えていく店員さんでも戻ってこない。
9:4215 分経過。 A
9:44子は半分ほど食べ終えていた。
9:46一致 の 料理 遅い ね と 気遣う そぶり だけ は
9:50見せ た が 、 次 の 瞬間 に は ソース を パン で
9:53脱ぐっ て い た 。 20 分 経ち 、 25 分 経ち 、
9:57あっ と いう 間 に 30 分 が 経っ た 。 まだ 来
10:00ない 。 何か の トラブル で も 説明 すら なくっ
10:04て 再び 店員 に 声 を かけ て も 確認 し て おり
10:08ます 。 もう 少々 お 待ち を の 繰り返し 。
10:12何度聞いてもそれ以上の説明は帰ってこなかったんだ。私の皿の前にはおしりも水もない。さすがにおかしい。でも英子はすっかり自分の料理を平らげて口元を半カちで拭きながら行った。
10:27ちょっとトイレ行ってくるね。
10:29そう言って席を立つ彼女の背中を見送りながら私はふと胸の奥に冷たい感情が湧き上がるのを感じていた。
10:38なんで私だけ忘れ去られてるの?何か奇妙な違和感が残っていたんだ。
10:4430
10:44分も料理来ないとか無理すぎ。店員は何やってるんだ?
10:49たまにこういう店あるよね。私は割と口コみに変いちゃうタイプだわ。
10:54さすがにおかしい。そう思って私は席を立った。
10:59A
10:59子はまだ戻ってこない。テーブルには殻になった皿と私の前の何もないスペース。
11:06通路に出てさっきとは別の店員さんに声をかけようとしたその瞬間だった。
11:12お客様。
11:14低く落ち着いた声で呼び止められた。振り返ると黒いスーツを着た男性が立っていた。名札ダを見ると店長と書いてある。あ、やっとちゃんと話が通じる人だと思った。
11:27こちらへ少しよろしいでしょうか?
11:30そう言われて案内されたのは客席とは反対側のスタッフ専用通路の奥。
11:36え、なんでこんなところに通されたのは小さな別室雪室みたいなでもどこか素な部屋だった。ドアが閉まる音が焼けに大きく聞こえた。店長は深く
11:501 度頭を下げる。
11:52本当に申し訳ありません。
11:54私は状況が飲み込めず思わず口を開いた。
11:58えっと、私の料理が来てなくて、それを確認したくてすると店長は私の言葉を遮え切るようにはっきりという
12:07申し訳ありませんがすぐにお帰りください。
12:11一瞬何を言われたのかわからなかった。え、帰れってまだ何も食べてないんですけど友人も置いていけないですし、混乱して聞き返すと店長は一切目をそらさず続けた。
12:26理由の詳細はお伝えできませんですが
12:291
12:30泊間を置いて。
12:31これ以上こちらにいらっしゃると危険です。
12:34危険。頭の中が一気にざついた。ちょ、ちょっと待ってください。危険ってどういう?爪よろうとしたけど店長はそれ以上は言わなかった。
12:46こちらでお会計は全て処理たします。お連れ様のこともこちらで対応します。
12:52淡々とでもどこか必死な口調。
12:55その 時 ふと 気づい た 。 この 人 困っ てる ん
12:59じゃ ない ? 焦っ てる 。 しかも 私 の ため に
13:04背中 に じわ な 汗 が滲む 。 A 子 は そう 聞い た
13:08私 に 店長 は 一瞬 だけ ほんの一瞬 だけ 言葉 に
13:13詰まっ た 。 大丈夫 です 。 です から 今すぐ
13:17お帰り ください 。 その 言い 方 が 逆 に 怖かっ
13:21た の 。 これ は クレーム 対応じゃ ない 。
13:24店側のミスでもない。私に何か起きる前提で話している。そう思った瞬間、胸の奥がすっと冷たくなった。
13:34出口まで私がご案内します。
13:37そう言ってドアを開ける店長の背中を見ながら私は初めてはっきりと理解した。あの料理が来なかったのは偶然なんかじゃない。そしてこの店は私を追い出そうとしているんじゃない。守ろうとしている。
13:53じゃあ一体え子は
13:55おいおい何が起こってるんだよ。
13:58帰れって言われてもそうですか?ってならないよね。
14:01A
14:01子はこの騒ぎになってることに気づかなかったのか?
14:05どうなんだろう。私が店長とやり取りしている間も英子が私を探しに来ることはなかったよ。店長の背を追うように私は静かに歩いた。通路はさっきよりもずっと長く感じられる。
14:20頭の中ではいろんな考えがうまいていたけどまとまらない。とにかく今は店の外に出なきゃ。そう思ったその時だったわ。
14:30ちょっと何してんのよ。
14:32背後から鋭い声が飛んできた。びっくりと肩が跳は跳ねた。振り返るとそこには鬼のような行の英子がいたの。さっきまでの家庭アピール。幸せ自慢。していた英子じゃない。
14:47目を見開いて口を釣り上げてまるで別人のような行で店長に詰め寄ってきた。
14:54ちょっとどういうこと?なんで勝手に連れ出してんのよ。
14:58私は言葉を失った。え、このこんな顔見たことがない。同揺している私の横で店長は一歩も引かずに言い放つ。
15:08大きな声を出さないでください。これ以上騒ぐなら警察を呼びますよ。
15:14その言葉に栄顔がさらに歪んだ。
15:17はあ。警察ふざけんな。
15:21え、この声が裏ったと思った次の瞬間だった。彼女の手がコートのポケットに滑り込む。何かが金属音を立てて外に触れた。え、この手には小さくて本物のナイフが握られていたんだ。光が反射して銀色に鈍く輝くはふざけんな。
15:41叫び ながら A子 は 店長 に 向かっ て 腕 を
15:44振り上げ た 。 やめ て 私 は 思わ ず 叫ん だ 。 で
15:49も 店長 は 美道 に し なかっ た わ 。 次 の 瞬間
15:54店長 は 一歩 踏み出す と A の 手首 を グイっ と
15:57掴み 、 その まま 後ろ から はいじめ に し た の
16:00。 ナイフ を 持っ た 手 が 中 で 止まっ た 。 A 子
16:03は もがき 叫び 店内 に 響く 声 で はめき散らし
16:07た 。 話せ 話せ て 言っ てん の よ 。 このクソが
16:12でも店長の腕はビクトもせずナイフは力づくで取り上げられ床に落ちた。私はその場に崩れるようにへ込んだ。呼吸がうまくできなくて体銃が震えていたわ。
16:26何これ ? 目 の 前 で 起き た 出来事 が まるで
16:29映画 の ワン シーン の よう で 現実 身 が なかっ
16:32た ん だ けれど A の 凄まじい 土星 と 床 に 落ち
16:36た 刃物 の 輝き が それ が 現実 で ある こと を
16:40容赦なく 突きつけ て くる 。 私 が 信じ て い た
16:43昔 の 友達 は もう どこ に も なかっ た 。
16:47おいおいおい なん で こう なっ た ん だ よ 。
16:50怖すぎる だろ 。
16:51もしかして一致を狙ってたのか。
16:53その後はあっという間だった。誰かが通報したらしく、サイレンの音が近づいてきて店内がざつき始める。暴れていた英子は警察官に取り押えられ、なおも
17:07話しなさいよ。私は被害者なのよ
17:10と叫び続けていた。さっきまで一緒に食事していた友人が手錠をかけられて連れて行かれる光景。
17:18現実 感 が なく て 、 私 は ただ 呆然 と それ を
17:21見送る こと しか でき なかっ た よ 。 店内 が
17:24落ち着い て き た 頃 、 私 は 店長 に 促さ れ て 、
17:28さっき と は 別 の 小さな 個室 に 通さ れ た の 。
17:31ドア が 閉まる 。 シン と 静まりっ た 部屋 で
17:35店長 は 1度 だけ 深く 息 を 吐い た 。 それ から
17:39落ち着い た 声 で こう 言っ た ん だ 。 正直 に お
17:42話し ます ね 。
17:44あなたを別にお通したのは帰っていただくためじゃありません。
17:48心臓が独どくなってうるさい。
17:51守るためです。その一言で背中を冷たいものが走る。そんな私震える声でそう聞くと店長は視線を少し落として話を続けた。
18:03実はこの店数年前に警察から事情を聞かれたことがあるんです。
18:08私は息を飲んだ。
18:10原因は今日あなたと一緒に来ていた方です。当時も今回とほぼ同じ流れでした。
18:18店長は淡々とでも一言一言を噛しめるように説明してくれた。久しぶりに再開した友人の女性をこの店に呼び出す。名やかに食事をしている最中その女性の飲食物に何かを混ぜるらしい。しばらくすると相手は様子がおかしくなるだ。
18:38言葉がうまく出なくなり、視点が定まらず記憶も曖昧になっていく。そしてタイミングを見計ったかのように英子が突然大声をあげるとか
18:49この人に殴られました。急に暴れ出したんです。
18:53周囲の視線は一気に様子のおかしい被害者と怯える加害者という構図に誘導される。
19:00そのまま警察を及び被害者を予想って慰料を請求する。そういう手口でした。
19:07私 は 言葉 を 失っ た 。 頭 の 中 で さっき まで の
19:11出来事 が 1 つ ずつ 繋がっ て いく 。 料理 が 来
19:15なかっ た こと 、 私 だけ 待たさ れ 続け た こと
19:20店長 が 不自然 なほど 早く 現れ た こと 。
19:23きっと私 を守ろう と し て くれ た ん だ 。 前回
19:27は 相手 の 女性 が 途中 から記憶 を なく て
19:30しまっ て 証拠 が 不十分 で 大きな 罪 に は
19:33なかっ た ん です 。
19:35店長は悔しそうに唇を噛んだ。
19:38ただその一見以降警察からこの人物には注意して欲しいと情報共有がありまして
19:45それで
19:46え、今日予約名を見た瞬間に気づきました。だからあなたの料理を意図的に出さなかったんです。
19:54その言葉に俗りとした
19:56飲み物もこちらで管理していました。
20:00あなたが何かを口にする前に必ず外に出しておく必要があった。
20:05私は無意識に自分の手を握りしめていた。もしあのまま普通に食事をしていたら、もし店長が気づいていなかったら私はどうなっていたんだろう。
20:18間に合って本当に良かった。
20:21店長のその一言が胸の奥にずしと重く落ちる。
20:26懐かしい 友人 だ と 思っ て い た 人 は 最初 から
20:29私 を 獲物 と し て 呼び出し て い た 。 そう 思っ
20:32た 瞬間 、 背中 に 遅れ て き た 恐怖 が じわじわ
20:36と 生い上がっ て き た ん だ 。 店長 の 言葉 に 私
20:40は 息 を 飲ん だ 。 危険 人物 と し て 記録 を 残し
20:43て い た と は 言わ れ て も ピン と こ ない 。
20:46まるで 別人 の よう に 表変 し た 英子 の 姿 と 今
20:50話さ れ た 内容 が 頭 の 中 で うまく 繋がら ない
20:54。
20:54でもそんな震える声でそう返すと店長は静かに頷いた。
21:00え、にわかには信じられないと思いますけれどこれは事実です。
21:06そう前置きした上で淡々と語り始めた。当時も今日と同じような流れだったのだという久しぶりに連絡が来て青王と誘われた女性。その女性は英子に連れられてこの店を訪れた。
21:21席 に つき 食事 を 始め た 頃 妙 な 違和 感 を 訴え
21:25始め た らしい 。 ふらつき 頭 が ぼんやり し て
21:29何 を 話し て いる の か 分から なく なる 。 露列
21:32も 回ら ず 手元 が おぼつか なく なり 、 やがて
21:36立ち上がろう と し た 表紙 に 倒れ た 。 その
21:39瞬間 A子 は 叫ん だ そう だ 。 店内 は 総然 と し
21:43救急 車 と 警察 が 呼ば れ た けれど 防犯 カメラ
21:47に は 全て が 映っ て い た の 。 被害 者 が 倒れる
21:51直前 まで 手 を 出し た 様子 など 一切 なく 、
21:54むしろ 顔色 が どんどん 悪く なっ て いく 様子
21:57が 国命 に 残っ て い た と いう こと 。 加え て
22:00通報 に 駆けつけ た 救急 隊 の 処置 に より 体内
22:04から 薬物 反応 が 検出 さ れ た 。 おかしい と
22:07感じ た 石 が 警察 に 改めて 連絡 し た こと から
22:12事態 は 動き出し た と か 結果 的 に 大 に は なら
22:16なかっ た 。
22:17理由は被害女性が国を取り下げたから
22:20もう関わりたくないとだけ言っていたそうです。
22:24店長の表情はどこまでも静かだったわ。しかしその奥に潜む怒りのようなものを私は感じ取っていたんだ。
22:33それ以来私たちは警戒を続けてきました。
22:37え、この予約が入った時点で店では情報を共有。
22:42同席者注文内容座席
22:441
22:44を全て確認し記録する体制に変えたという
22:48A
22:49子さんが予約時にこう言ったんです。今日一緒に来る子ちょっと問題ある人で途中で体調悪くなるかもしれないんです。
22:58それを聞いた店長は確信したらしいわ。また同じことをやろうとしている。だから私の料理は出されなかった。
23:08水もお絞りもテーブルに置かれることはなかった。
23:12A
23:12子が何かを仕掛ける前にそれを止めるためだった。そう。
23:16そしてあなたを別にお通したのは体積させるためじゃない。遠ざけるためです。彼女から
23:24その説明に私は凍りついた。席を立った時
23:29A
23:29子の目が明らかに変わったのを思い出す。あれは計画が狂った瞬間だったんだ。
23:36まさか 最初 から 唇 が 震え て 言葉 に なら ない
23:40。 あの 再会 は 偶然 じゃ なかっ た 。 懐かし さ
23:44で も 友情 で も ない 。 ましし て や 心配 や
23:48思いやり なんて 最初 から 存在 し て い なかっ
23:51た ん だ 。 私 は 最初 から 獲物 だっ たって こと
23:55。 事件 から 数 日 後 、 警察 から 正式 に 事情
23:59聴取 を 受け た 英子 は 予想 通り 覚え が ない 。
24:02ナイフ は ご 信用 だっ た と 教術 を 繰り返し た
24:05らしい けれど 、 防犯 カメラ の 映像 と 私 を
24:09含め た 複数 の 証言 、 そして 栄 の ポケット
24:12から 欧州 さ れ た 未 開封 の 上材 が 全て を
24:15物語っ て い た 。 しかも 薬 の 種類 は 激約 に
24:19分類 さ れる もの 。 本来 で あれ ば 石 の 処法
24:23なし に 所持 する こと は でき ない もの だっ た
24:25みたい 。 官邸 の 結果 その 薬 に は 強い 人生
24:30作用 が ある こと が 判明 し た の 量 に よっ て は
24:33命 に 関わる 可能 性 も ある 危険 な 成分 。 それ
24:37を 人 の 飲食 物 に 混ぜよう と し て い た 。 何 の
24:41罪 も ない 給 に もう 言葉 も 出 なかっ た 。 A子
24:46は 障害 未水 及び 薬 法 違反 、 そして 刃物 の
24:49不法 所持 に より 逮捕 と なる 。 ニュース に
24:52こそ なら なかっ た が 、 地元 で は 小さな 噂 に
24:56なっ た 。 友人 に 薬 を もろう と し た 女 が い た
24:59らしい 。 そんな 話 が SNS で さやか れ て 、
25:03やがて あの ええ子 と 結びつい た の ね 。 当然
25:06ながら A子 の 子供 が 火用 学校 や 夫 の 職場 に
25:10も 事態 は 知ら れる こと と なっ た わ 。 夫 は
25:13事件 後 すぐ に 離婚 を 申し立て た 。 真剣 は
25:17もちろん 英子 に は 渡ら なかっ た 。 そんな 女
25:20が 親 で あっ て いい はず が ない 。 世間 の 目 は
25:23冷たく 厳しかっ た 。 A子 は 交流 の 後 精神
25:27官定 の 結果 一部 責任 能力 に 問題 あり と 診断
25:32さ れ た が 刑事 責任 が 問え ない ほど で は
25:35なかっ た そう な の 。 執行 流 の 判決 が 出さ れ
25:38、 その 後 治療 の 名目 で 専門 の 医療 施設 に
25:42入所 し た と 聞い た よ 。 数 ヶ月 後 、 あの
25:45レストラン から 手紙 が 届い た の 。
25:48空筒には丁寧な筆で記されていた。中にはこう綴られていたんだ。
25:54あの時お守りできて本当に良かったです。今も彼女が出した際のことを考え店として再発防止のマニュアルを強化しています。お体に気をつけてどうかお元いてください。
26:08私は静かに手紙を閉じた。恐怖は消えない。あの日の出来事はきっと一生心に残る傷だ。
26:17事件の後、 A
26:18子がようやく全てを語ったのは精神鑑定を控えた面談でのことだったわ。
26:24私に最初から殺そうなんて思ってなかったのよ。
26:29そう前置きして彼女はポツりポツりと語り出した。
26:33でもね、腹が立ったの。なんであんたたちばっかりそんな呑気に
26:381
26:38人でランチして楽しそうにしてんの?なんで私だけこんなに毎日地獄みたいな日々なのに。
26:46A の 長男 は 先点 的 な 難病 を 抱え て い た 。
26:50通イ は 毎週 入院 を 繰り返し 医療 費 も 重む 。
26:55食事 も 特別 メニュー が 必要 で 目 が 離せ ない
26:58。 下 の この 面倒 を 見 ながら 夫 の 分 の 家事 も
27:02こなす 毎日 だっ た と か 。 私 何 年 も ずっと
27:06自分 なんか 捨て て 生き て き た の よ 。
27:09それなのにあんたたちは学生時代にちょっとモテくらいでいい年になってもまだ独身で自由着まに暮らしてるなんて不公平じゃない?
27:19不公平。その言葉に私は背筋が冷たくなる。英子はその不公平を正したくて私に近づいた。一見再会を喜んでいるように予想いながら心の中では
27:33あんたもちょっとくらい地獄を見なさいよ。
27:36そう思っていたというのだね。
27:39あんたが私の立場だったら耐えられた。子供が寝返りすらできない体で苦しんでるのに笑って生きていける?私ばっかりなんで?
27:49やがて声はおに変わった。どこまでが本音でどこまでが自己正当家なのか分からない。ただ
27:571
27:57つ言えるのは彼女は助けを求めることができなかった。
28:01苦しさを悲しさを誰かに話すこともせず幸せそうに見える他人を恨み続け、その雪場のない怒りが私という存在に向けられた。それが彼女の同機だった。
28:15だからって傷つけていい理由にはならないよな。
28:18自分勝ってすぎて引くわ。一致が無事で良かった。
28:22この事件があってからは人間不審になってしまったけど、あれから数年経った今では習い事を通じて友人もできて本当に充実した毎日を送っているよ。自分勝手に感情をぶつける人間にだけはならないと決めているんだ。
28:39おつ。一致はこのまま幸せに暮らして欲しいな。
28:42え子はこれからどうなっても自業自得すぎるよな。
28:46すっきりしたわ。ありがとう。
28:48今回 の 動画 に つい て 皆 さん の ご 意見 など を
28:52コメント 欄 で 是非 お 聞か せ ください ね 。
28:54動画 が 面白い な と 思っ た 方 は 高 評価 や
28:57チャンネル 登録 も お 願い いたし ます 。 それ
29:01で は ご 視聴 ありがとう ござい まし た 。